【概要】
著者(監督):岩井俊二
良くも悪くも雰囲気映画でわかりやすくはない。
ネットで出会ってトントン拍子で結婚するも、義母にハメられ離婚。結婚式のサクラ客斡旋でお世話になってしまった綾野剛に出会ったせいで、地味女の人生がジェットコースターのごとく流転していく。黒木華(はる)だったのね(いまさら
黒木華、ホテル流浪の民と化し、食つなぐべくいろいろな仕事に手を出す。ホテル清掃を強制退会させられた後は、綾野剛がバッチリあやしい仕事を紹介してくれる。結婚式のサクラ(繰り返す歴史)、住み込みメイド兼友達…。教師は辞めても家庭教師は続ける。
華、気弱そうで世渡り下手そうな女感を出すのが上手い。「えへへ…(苦笑い)」とか流されていく感じとか。流転の人生を経て、だんだん強く、可愛く見えてくる。一方で友達募集中のCocco の顔が特徴的。
夢幻的な後半は、ウェディングドレスお持ち帰り-->ドライブ-->死亡-->一人暮らし再開、というように駆け抜ける。ラストのなんだか前向きな感じはわかる。
【詳細】
<メモ>
結婚式のサクラ招待客のネタ合わせ、結婚式の過剰すぎる演出が面白い。