【概要】
著者(監督):武田友紀
「繊細でストレスを感じやすい人(HSP:Highly Sensitive Person)が、繊細な感性を大切にしたまま、ラクに生きる方法」を伝授する。
「相手の気持ちを考えすぎて、自分の意見が言えない」「考えすぎてしまって、なかなか動けない」「人に頼るのが苦手」などの悩みを持っている人は読んでみては。
美点は保持しつつ、訓練で社会適合性を上げたいもの。
【詳細】
<目次>
- 第1章 繊細さんがラクになれる基本
- 第2章 毎日のストレスを防ぐカンタンなワザ
- 第3章 人間関係をラクにする技術
- 第4章 肩の力を抜いてのびのび働く技術 マルチタスクを乗り切るシンプル習慣
- 第5章 繊細さんが自分を活かす技術 私が自分の「繊細さ」と仲良くなるまで
<メモ>
●繊細さんの悩み別対策
〇「相手の気持ちを考えすぎて、自分の意見が言えない」
⇒「こんなにわがままでいいのかな」と思うくらい積極的に自分を優先していく
⇒自分の本音をキャッチし、自分の本音を大切にすることでたくましくなれる
〇「考えすぎてしまって、なかなか動けません」
⇒ムダにシミュレーションしがちなので「とりあえず」を生活に取り入れる
⇒「ベストはさておき、とりあえず!」(遅巧よりも拙速、意外となんとかなる)
〇葛藤疲れしがち
⇒自分ルールを決める(10min経ってわからなければ人に聞くなど)
〇内外世界への感度が高い
⇒痛みと心地よさを同時に感じる場合、危険を避けるために痛みの方に意識が向く
⇒心の感度は変えられないので、手持ちの情報のうち不要なものを受け流してみる
〇ハイコンテクストなコミュニケーションになりがち
⇒相手の気持ちの「答え合わせ」をしてみる(相手⇒自分)
面倒でも言葉で伝える(自分⇒相手)
〇「人に頼るのが苦手です」
⇒お店などで人に頼る練習をしてみる
「ちょっとしたことを、軽く頼む」練習
〇心の深さには個人差がある
⇒繊細さん仲間を見つける