【概要】
著者(監督):オジロマコト
都会の少年が、ちょっと年上のお姉さんと猫たちがいる田舎のお寺に下宿する。春夏秋冬、移り変わる田舎の情景。四季の行事。ゆったりと、しかし確実に時は流れる。季節がひと巡りしたころには、二人は…。前作といい、著者は健康的で大柄の女性が好きみたい。こんな高校生活だったらなにかがひん曲がりそうだ。
【詳細】
<あらすじ>
田舎での新生活。年上のお姉さんとの一つ屋根の下での生活。
<印象>
- 知恩さん、おしりや胸が豊満。ノーブラ、パイチラもままあるよ。源の幼なじみで寺の跡継ぎで、いたずら好きで鷹揚で、スキはあるけどカタい。料理・洗濯などのあらゆる家事もこなす。漢たちの夢が具現化された感がある。
- 一方の源は強がりで紳士で思春期。この2人(と友達たち)が大掃除、共寝、散髪、剣海、看病、文化祭、膝枕、公式戦、耳掃除、流星群観測、クリスマス、除夜の鐘、成人式、先輩卒業などのさまざまなイベントで絆を深める。源と知恩さん、3歳くらいしか変わらないはずなんだけど、源は子供っぽく、知恩さんは大人っぽく見える。2人が嬉し恥ずかしないまぜで、うすうす互いの感情に気づきつつ、ちょっとずつ距離を詰めていくのがじれったい。
- 知恩さんは言わずもがな、徐々に近づく昼間さんとの距離が切ない。源の気持ちがどこに向いているかをわかっていながら、自身の気持ちを表明したのには賛辞を送りたい。
- 背景といえるくらいに景色に溶け込んだ猫たちがリアル。
- 無言のコマが多く、動作の間や登場人物のテキスト化されない感情の変化、田舎のゆったり感が良く表現されている。
昼間 …誰にでもやさしい男って、
女たらしだよねー。
知恩 要注意だね。