【概要】
著者(監督):荒木香織
スポーツ指導者(でない人も)にはスポーツ心理学が必須とのこと。コーチングの話もあるが、プレーヤーに関していえば「自分の心理を冷静に・逃げずに見つめること」が重要だということがわかる。ただ、学術的なエビデンスに重きを置くのなら、文献の出典やデータを出してほしい気もする。
【詳細】
<目次>
- 第1章 最高のパフォーマンスを発揮するためのメンタルスキル
- 第2章 自分に自信をつけるためのメンタルスキル
- 第3章 目標を達成するためのメンタルスキル
- 第4章 困ったときのメンタルスキル
- 第5章 受け止め方を変えるメンタルスキル
<印象>
〇プレーヤー
- プレ・パフォーマンス・ルーティンの遂行に集中すること(心をニュートラルな状態に設定し直す)
- 自分でコントロールできることに集中する
- 不安の原因をひとつひとつ書き出すなどして整理し、それぞれ対処法を探していくこと
- 誰と何をしゃべったとか、こうしたときに勇気・元気が出た、不安がなくなった…というようなことを記録しておく
- 自信がなくても胸を張る
- 自分で選択肢を持ち、いざというときは自ら決定することができると思う
〇指導者
- よかったところはしっかりほめる
- 叱った後はケアする
自分の心の揺動ーーー快不快、好悪、喜怒哀楽ーーーそういったものを心静かに見つめること。これを心の修練という。
— Javaさん (@Javalousty) 2018年5月12日