【概要】
著者(監督):小泉徳宏
色彩・音響・カメラワーク、プロット構成・テンポ・言葉選び、総じて「見やすい」。脇役にも見せ場が用意されており、人物造形に深みを出ておりよい。机くんと松岡茉優あたりがいいよね。チーム戦の熱さや、何かに打ち込む大切さ、青春にありえた/あった煌めき、そしてその思い出がいつか明日の自分を支えてくれることを教えて/思い出させてくれる。何つーか、あれだね。キャストが若いよね!
ちなみに原作は8巻までしか読んでいない(宝〇池教習所に行っていたときにはそれまでしか刊行されていなかったので)。
【詳細】
<あらすぎるあらすじ>
・上の句
机くんやかなちゃん、裏方へのスポットライトが熱い。とくに机くんには己を投影してしまうぞ。個人戦よりチーム戦に真骨頂があることを匂わせる。
・下の句
「ちはやふる」「しのぶれど」の句を
人を頼れる強さをドSさんや肉まん君に教えてもらう。
松岡茉優の存在感、クール時と絶叫時のギャップに燃える。
・結び
想い出を振り返るスタイルなので前二作鑑賞を推奨。
新学期になり襲ってきたのは、受験という最大の難敵。
チームプレイを新入りに教えていたところ、太一君が離脱。
チャンスにドアノブなし、ということで弟子入り修行。
かなちゃん負傷で団体戦ピンチの所にヒーロー登場。
一瞬を三十一文字にとどめる「しのぶれど」「こいすてふ」戦が熱い。
新の告白への回答を未決定としたまま、水彩画モードで未来へ。
<印象>
- 常に自軍に強い奴が三人いるのがリアル。