著者(監督):山本亜季
【概要】
15世紀・中央アメリカ、冷戦期・ソビエト、近代・極地―――。
世界のいろいろな場所で、いろいろな時代に、鋼の意志で闘う者たちがいた。
【詳細】
残酷な死闘こそが、分たれた魂を結びつけるという悲劇。
設定がオイシイ。
お前は「返事」をくれたんだ。
ネスロはオレたちを映す鏡だったんだ。
②ユーリ・シルバーマン
知能も競争
痛みや犠牲の伴わない進歩など
ない。
③エナ
エナのロリィな外見からの妙なエロさが良い。
イヌイットのちょっとエッチな風習は、新田次郎『アラスカ物語』を思い起こさせる。
―――体の奥から声が聴こえる。
“あの鯨はお前が背負うものの大きさだ”
“お前には、あれが負えるのか―――”
無理で~す。
私たちが世界に散らばって生きるのは、
長い時間をかけて、互いを知ってゆくためなのかもしれないーーーと。
あるいはそうかもしれない。