Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

読書術・文章術・仕事術・思考法・勉強法

本はどう読むか

本はどう読むか (1972年) (講談社現代新書) [新書]著者:清水幾多郎評価:B【評】いくたろう。半自伝的。整った文体で読みやすい。本系の本ではかなりイケてる方だろう。技法や金言に本の虫感が滲んでいて宜しい。また、洋書の慣れ方や、大量生産・消費社会…

レバレッジ時間術

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 (幻冬舎新書) [新書]著者:本田直之評価:B+【粗評】「仕組み」をつくったり、仕事の段取りを考えたり、スケジュールのつくり方を工夫したりすることで、時間資産を増やす。これが「時間投資」の基本な…

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015

お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方2015 知的人生設計のすすめ [単行本]著者:橘玲評価:B+【粗評】日本国の制度の歪みに潜む「金の羽根」を拾い出そう!というわけで、資産運用と「個人」「法人」の使い分けなどについて解説。おカネの義務教育。世界の秘…

本を読む本

本を読む本 (講談社学術文庫) [文庫]著者:M.J.Adler C.V.Doren 訳:外山滋比古 槇未知子評価:B【粗評】本の本。初級読書、点検読書、分析読書(、シントピカル読書)について解説。誠実に、批判しながら、編集しながら、読もうね~。いや~、耳が痛いです…

レポートの組み立て方

レポートの組み立て方 (ちくま学芸文庫) [文庫]著者:木下是雄評価:B【粗評】『理科系の作文技術』の著者が一般社会人および文科系向けにモディファイ。例題をまじえて客観性・論理性の重要さを強調。これらに加え、目標規定文の作成・重点先行はつねに頭に…

プログラミング20言語習得法

プログラミング20言語習得法 (ブルーバックス) [新書]著者:小林健一郎評価:B【粗評】主要5言語+15言語を浅く広く解説。入門の入門。プログラムの根幹はどれも似たようなものだということがわかる。C言語をちょろっとやったので満足。

読書の腕前

読書の腕前 (光文社知恵の森文庫) [文庫]著者:岡崎武志評価:C【粗評】思わず頷いてしまう本読みたちの言葉を引用しながら、読書のアレヤコレヤについて語る。著者、枚方市生まれなのでそれだけでちょっと親近感。曰く、読書は、「天体の運行も、この地球上…

アイデアのつくり方

アイデアのつくり方 [単行本]著者:James W. Young 訳:今井茂雄評価:B+【粗評】コピーライターの著者が明かしたアイデアのつくり方。本編60ページという薄さ。原著の初版は驚くなかれ1940年。「アイデアとは既存の要素の組み合わせ以外の何ものでもない」…

書く力は、読む力

書く力は、読む力(祥伝社新書) [新書]著者:鈴木信一評価:B+【粗評】「神田川」のサビの読解、いろいろな文学作品や生徒のリレー作文の精読を通じ、前の文との整合性を保ちながら、情報の「不足」を補っていくという、「読み」「書き」両方に必須の基本技法…

知的複眼思考法

知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ (講談社+α文庫) [文庫]著者:刈谷剛彦評価:B+【粗評】常識や紋切型にとらわれない思考法、それが「知的複眼思考法」。新聞記事の読解や、作文、学生レポート添削など、種々のレッスンを通じ、知的複眼思考…

理科系の作文技術

理科系の作文技術 (中公新書 (624)) [新書]著者:木下是雄評価:B+【粗評】30年前の本なので、OHP、手書き論文・手紙など時代遅れな面は致し方ない。しかし、本質に何ら変化はない。簡潔明快で論理的な文章を書くためには読んでおくべきだろう。豊富な例がウ…

知的生活の方法

知的生活の方法 (講談社現代新書) [新書]著者:渡部昇一評価:B【粗評】社会に出ても知的生活をなんとか守り続けている者たちに贈る、知的生活の参考書。知的空間の構築、時間の大切さを説く。タイトルから連想するような堅苦しさはなく、面白みのある文章。…

ぼくはこんな本を読んできた-立花式読書論、読書術、書斎論

ぼくはこんな本を読んできた―立花式読書論、読書術、書斎論 [単行本]著者:立花隆評価:B【粗評】著者が、半生や仕事、読書について語る。ものを書くってのは大変なことなんだなあとしみじみ思う。推薦図書を挙げないあたりがカッコイイ。でも、さすがに何万…

伝え方が9割

伝え方が9割 [単行本(ソフトカバー)]著者:佐々木圭一評価:B【粗評】腕利きコピーライターが、「コトバエネルギー」なる謎用語や、ポップでキュートな概念図を交え、「イエス」に変える7つの切り口、「強いコトバ」をつくる5つの技術を紹介。ディヂタルな…

調べる技術・書く技術

調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940) [新書]著者:野村進評価:B【粗評】ノンフィクション作家の著者が仕事の進め方を語る。取材申し込みメールの文例やインタビュー項目例など、なかなか実践的だ。著者が書いた短編ノンフィクションの内容が何より…

知の編集術

知の編集術 (講談社現代新書) [新書]著者:松岡正剛評価:C【粗評】「千夜千冊」でおなじみのセイゴオが「編集」について語る。21世紀は「方法の世紀」になる(なっている)と考えるセイゴオ。ところどころで文章や図柄に関する【編集稽古】なるものを挿入し…

乱読のセレンディピティ

乱読のセレンディピティ [単行本]著者:外山滋比古評価:C【粗評】著者の年齢、90歳。滋比古のバイタリティとセレンディピティの秘密に迫る。本があふれるいまの時代、もっともおもしろい読書法は乱読である。【学んだこと、生かしたいこと】【その他・リン…

「知的野蛮人」になるための本棚

「知的野蛮人」になるための本棚 (PHP文庫) [Kindle版]著者:佐藤優評価:C【粗評】読書をする人は、しない人と比べて人生が4~5倍豊かになると私は信じている。コワモテだけど優、いい人なのかもしれない。57のテーマそれぞれにつき、2冊ずつを推薦。むしろ…

本は10冊同時に読め!-本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術

本は10冊同時に読め!―本を読まない人はサルである!生き方に差がつく「超並列」読書術 (知的生きかた文庫) [文庫]著者:成毛眞評価:C【粗評】本は何冊か同時進行で読め。つまらなかったら途中でやめろ。以上!【学んだこと、生かしたいこと】【その他・リン…

英会話1000本ノック

英会話1000本ノック [単行本]著者:Steve Soresi評価:B【粗評】Steve・逸石先生と一緒に1000本ノック。自分の言葉で話すことを要求される。ひとこと・補足・はずみ、の3H式話法は大変勉強になった。母国語での会話にも活かせそう。先生の例文やアドバイスが…

武器としての交渉思考

武器としての交渉思考 (星海社新書) [新書]著者:瀧本哲史評価:B【粗評】『武器としての決断思考』の続編。双方に得となる合意を得るにはどうすればよいかを説く。「あなたがこうすると得しますよね」という提案のしかたや、選択肢を複数持つこと、何より相…

稲盛和夫の実学-経営と会計

稲盛和夫の実学―経営と会計 [文庫]著者:稲盛和夫評価:B【粗評】技術者あがりの経営者・稲盛和夫が己の体得した経営・会計の原理を説き明かす。バナナの叩き売りや母親の話などの身近なたとえ話を交えながら、わかりやすく説明。月次決算を見て経営状態を逐…

読書は「アウトプット」が99%

読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方 (知的生きかた文庫) [文庫]著者:藤井孝一評価:C【粗評】本は読む(インプット)だけでなく「アウトプット」することで、もっと血となり肉となる――アウトプットの例としては、人に本…

読書について

読書について [単行本]著者:小林秀雄評価:B【粗評】たぶん初・小林秀雄。ゴツゴツした文体ですな。文章を読むこと・書くことに関するエッセイが主。「批評の神様」でも読み書きは容易なものではないらしい。【良かった場面/箇所】・好奇心があれば濫読結構…

武器としての決断思考

武器としての決断思考 (星海社新書) [新書]著者:瀧本哲史評価:B【粗評】「客観を経て、主観で決断する方法」、ディベート思考の種を脳内に蒔く。練習問題を交えながら、脳内ディベートの練習だ。「なんとなく」大好き人間から「なんで?」大好き人間への脱…

物理数学の直観的方法-理工系で学ぶ数学「難所突破」の特効薬

物理数学の直観的方法―理工系で学ぶ数学「難所突破」の特効薬〈普及版〉 (ブルーバックス) [新書]著者:長沼伸一郎評価:B【粗評】大学物理・物理の副読本決定版。初版まさかの1987年刊。ベクトル関数、複素関数、解析力学などの要諦をイメージで大づかみす…

つながる読書術

つながる読書術 (講談社現代新書) [新書]著者:日垣隆評価:C【粗評】「自分ひとりではなく、みんなで面白がる読書術」のススメ。読書会に興味が湧いた。本文および巻末で多くの本が紹介されている。【良かった場面/箇所】・巻末:厳選100冊の本・読書会のス…

いくらやっても決算書が読めない人のための 早い話、会計なんてこれだけですよ!

いくらやっても決算書が読めない人のための 早い話、会計なんてこれだけですよ! [単行本(ソフトカバー)]著者:岩谷誠治評価:B「これを、読むだけ」で、「暗記をせずに、使える会計知識を身に付ける」ことができる、とまえがきで高らかに宣誓。ブロック思…

「考える力」をつける本:本・ニュースの読み方から情報整理、発想の技術まで

「考える力」をつける本: 本・ニュースの読み方から情報整理、発想の技術まで (単行本) [単行本]著者:轡田隆史評価:C新聞記者を多年つとめた著者が明かす、「考える力」の鍛え方。ヒント集。柳瀬尚紀が何者なのかようやくつかめてきた。“わたしが、この本…

読書について 他二篇

読書について 他二篇 (岩波文庫) [文庫]著者:Schopenhauer 訳:斎藤忍随評価:B鋭い例えを多用し、悪書や多読の有害さを説く。19世紀半ばの著とはいえ、「驚くほど新鮮」。当時の独語の紊乱を嘆く様も随所に見られる。「著作と文体」12章にて51ページにわた…