Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

漫画

世界史の勉強法をはじめからていねいに

【概要】著者(監督): 「~の勉強法をはじめからていねいに」シリーズ。曰く、3つの鉄則:①「なぜ」を大切にすること②地図の知識を持つこと③タテの流れを理解すること。勉強法の解説というよりは超速で世界史を概観する感じか。 【詳細】略。

英語4技能の勉強法をはじめからていねいに

【概要】責任監修:安河内哲也 「~の勉強法をはじめからていねいに」シリーズ。英語4技能を伸ばす必要性とその手法を説く。ARE構造のようなフレームを意識しつつ、手や口を耳を酷使するのが効果的な模様(王道だが)。 【詳細】 これです。 私は、ネイティ…

有名すぎる文学作品をだいたい10ページの漫画で読む。

【概要】著者(監督):ドリヤス工場 水木しげる完コピ画風で送る近代文学全集。岩波文庫の緑や赤にありそうな作品がズラリと並ぶ。 『山月記』『舞姫』『注文の多い料理店』『ごん狐』などの人気作はもとより、ストーリーが比較的単純な『五重塔』『恩讐の…

アルテミスの爪紅

【概要】著者(監督):犬童千絵短編集。統一性はない。ミイラ、ヌードモデル、獣人など、作者の興味の幅の広さはうかがえる。 【詳細】<目次> 地下室の白日夢 宵待草 野罌粟 recovering AガールBボーイ 押忍! 武美ちゃん!! 見つめないで 清隆の一夏 トル…

甲冑武闘

【概要】著者(監督):久慈光久作者の趣味が横溢している。重装騎士や軽装の剣闘士同士のタイマンなど、息もつかせぬほどの容赦ない命のやり取りを描く。 やっぱり甲冑とアキレイアが良いか。『狼の口』の小ネタもあるよ。 【詳細】<目次> 甲冑武闘 新兵…

私の初めて、キミにあげます。

【概要】著者(監督):西沢5㍉ イラストレータ寄りの画風でちょっとエッチなキャッキャウフフを描く。女の子が攻勢をかけているのが非モテの皆々様の妄想に合致するのでは。01、04あたりが好きかな。 #平成最後に自分の代表作を貼る pic.twitter.com/P4Qu0…

彼方のアストラ

【概要】著者(監督):篠原健太 『SKET DANCE』でおなじみの作者。前作とはガラッと変わって舞台は宇宙。dis-asterに巻き込まれた少年少女たちがad astraする。星から遠ざかり、また戻るわけだね。 ①SF要素(超光速航法、〇ローン複製、惑星移住...)+②漂…

源氏でわかる古典常識

【概要】著者(監督): 今風の(2000年代後半)絵で『源氏』の主要ストーリーをかいつまんで説明しつつ、宮廷行事、官位、装束、死生観などの古典常識を解説する。『あさきゆめみし』は分量的に重めだし活字もしんどいという人にはおすすめかもしれない。女…

天の果て地の限り

【概要】著者(監督):大和和紀 大化の改新、白村江の戦、壬申の乱…。飛鳥時代後期を舞台に、額田女王と中大兄皇子・大海人皇子(と藤原鎌足)らの三角関係もとい青春を描く。髪型が宝塚風でオシャレ。「熟田津に」「あかねさす」などの和歌も交えて歴史ロ…

あさきゆめみし

【概要】著者(監督):大和和紀 ご存知少女マンガの古典にして『源氏』の漫画化作品。 『源氏』の入門書にして本家超えで完成品。与謝野源氏の副読本として読み始めたらどっぷりハマった。恋愛のかけひきと人間心理の複雑性、豊饒な関係性の網と人間生活の…

猫のお寺の知恩さん

【概要】著者(監督):オジロマコト 都会の少年が、ちょっと年上のお姉さんと猫たちがいる田舎のお寺に下宿する。春夏秋冬、移り変わる田舎の情景。四季の行事。ゆったりと、しかし確実に時は流れる。季節がひと巡りしたころには、二人は…。前作といい、著…

コレハラ?

【概要】著者(監督):金平守人 いろんなハラスメントに関し、テンション高めのギャグまじりにぶった切っていく。下記作品と同じ作者。アルハラやセクハラ、珍しいところではドクハラやブラハラなどについて紹介。 ハラスメントはないがコミュニケーション…

我らコンタクティ

【概要】著者(監督):森田るい 幼馴染の夢を叶えるため結果にコミットする。クライマックスの打ち上げは「オネアミスの翼」を連想させ、ちょっとアツい。独特の絵柄(水木しげる敵な口)が印象的。だんだんカナエがかわいく見えてくるから不思議。 javalou…

春の呪い

【概要】著者(監督):小西明日翔 死者の日記を辿りながら、恋人との瞬間ときを過ごしながら、緊張の度を強めていく感情の複合体。歪んだ愛情の矢印が描く歪な三角関係は、己の後ろめたさや愛憎が生み出した春の呪いにすぎなかった。逆三角形で細長いキャラ…

今日のあすかショー

【概要】著者(監督):モリタイシ モリタイシ画伯に代表される男たちの妄想や夢が詰め込まれた一話完結コメディ。まさに「あすかショー」。ほどよくさわやかなラッキースケベを提供する。曰く「カワイイ子が正しいコトをするだけで世の中はずっと良くなるだ…

アド・アストラ

【概要】著者(監督):カガノミハチ 副題の通りスキピオとハンニバルが地中海世界を舞台に駆け回る(第二次ポエニ戦争)。どっちかというとイタリア半島を舞台に十幾年の闘争を繰り広げたハンニバルが主人公。イタリア半島はもとより北方のガリアや西方のイ…

理系クン 結婚できるかな?

【概要】著者(監督):高世えり子 「理系クン」の5つの特徴がいずれも自分に該当しているので親近感がある。が、しっかり25で結婚できてるので、埋めがたい懸隔があるのをいかんともしがたい…。 【詳細】略

ひきだしにテラリウム

【概要】著者(監督):九井諒子 やはり後の短編集になるほどキレが増してくる。作中でも触れているあたりショート・ショートが好きらしい。時空間・視点・画風を縦横無尽に行き来する寓話・メタファーの数々。タイトルじゃないけど引き出しがすごいよね。未…

竜のかわいい七つの子

【概要】著者(監督):九井諒子 ファンタジー風、ルポ漫画風、日本画風、古典風…コロコロ千変万化する絵柄と芸風に惑わされずにその本質を見つめていくと、著者の作家性が見えてくる。竜・狼・魚などの亜人キャラの造形や、ショートショート・寓話的な作品…

竜の学校は山の上

【概要】著者(監督):九井 諒子 竜・馬・鳥、宇宙人などの亜人という奇特な設定に戸惑うなかれ。それは既成観念や固定観念を打ち砕く視点を提供する手助けをするにすぎない。本質はきっと私たちの周りにあるもの。竜の学校も馬人も神様も、きっと。淋しげ…

辺獄のシュヴェスタ

著者(監督):竹良 実 【概要】 ただ殺す。 無意味に、虫を殺すように。 奴らが母さんにしたように。 あいつらの命を 踏みにじってやる。 息が詰まるが面白い。言葉に重みのあるマンガは良い。主人公の強メンタルに慄け。 【詳細】<あらすぎるあらすじ> …

冬の動物園

著者(監督):谷口ジロー 【概要】 動物園がきっかけでおのぼりさんになったがやっぱり動物園には行く。 淡々とした筆致だが、ひとそれぞれの慈しむべき青春を大切に描いている。地味だが沁みわたるような読後感を残す。 【詳細】 季節外れの暖かな陽だまり…

HUMANITAS(ヒューマニタス)

著者(監督):山本亜季 【概要】 15世紀・中央アメリカ、冷戦期・ソビエト、近代・極地―――。 世界のいろいろな場所で、いろいろな時代に、鋼の意志で闘う者たちがいた。 【詳細】 ①オセロット 残酷な死闘こそが、分たれた魂を結びつけるという悲劇。 設定が…

青とグランドワーカー

著者(監督):犬童千絵 【概要】 重機ありきのマンガ。私も元気な乙女に追いかけてほしいものだ。「あお」つながりで同作者の『碧ホル』もよろしく。 【詳細】省略。

君たちはどう生きるか

著者(監督):羽賀翔一 原作:吉野源三郎 【概要】 同名原作を忠実にマンガ化。素朴で飾らない絵柄と作風が合う。 各エピソードの末尾に挿入される原文も良い(岩波文庫の原作も面白いよ)。でもなんでこのタイミングでマンガに? 【詳細】 コぺル君の教養…

奥の細道

奥の細道―マンガ日本の古典 (25) 中公文庫 [文庫]著者(監督):矢口高雄【概要】レジェンド俳句を柱に『おくほそ』紀行をたどる。途中の月山で終了。旅に病まない。素朴で純朴。硬派で堅実。釣りキチの人。【詳細】関連文献の解説や解釈、芭蕉の創作や脚色…

シュトヘル

シュトヘル 14 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) [コミック] 著者:伊藤悠【概要】 あしたわたしが死んでも。消えないのか…? わたしの仲間の名前は…この文字が、 憶えていてくれるのか。 ……ユルール。 ――それが… …それが、文字なのか。 西夏(文字)という渋す…

長い道

長い道 (アクションコミックス) [Kindle版]著者:こうの史代評価:B【概要】【詳細】酒の勢いでケッコンし酒の勢いで××した、ぐーたら夫とのんびり妻が夫婦になっていく物語。源氏物語よろしく54話×3-4pで進行。まったりゆっくり、なんでもないようなゆるい…

攻殻機動隊

攻殻機動隊(1) (ヤングマガジンコミックス) [Kindle版]著者:士郎正宗評価:B+【概要】【詳細】<あらすじ>企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなる程情報化されていない近未来<印象>「攻性防壁」などの謎用語や光…

僕だけがいない街

僕だけがいない街(1)<僕だけがいない街> (角川コミックス・エース) [Kindle版]著者:三部けい評価:B+【評】北海道でループなサスペンス勃発。世界改変系(記憶持ち越し)。再上映(リバイバル)なる時空転移要素が受け入れられれば、特別問題なく読み進めら…