Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

死体は語る

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【概要】著者(監督):上野正彦 法医学者がエッセイ風に変死体のよもやま話をする。「もの言わぬ死体は決して嘘は言わない」らしい。死体との対話により彼らの死因や生存時の状況を探偵のごとく復元する。浅沼委員長殺害事件から日航機墜落事件まで、著者、…

間宮林蔵

【概要】著者(監督):吉村昭 樺太探検・測量でおなじみ間宮林蔵を描いた時代小説。極寒の地の命がけの冒険や地道な測量、アイヌら民族たちとの交流が淡々とした綿密な筆致で描かれる。後半生では隠密的なこともしていた模様。全般的に暗めだが、孤独という…

ペスト

【概要】著者(監督):カミュ 光野博司訳 タイムリー。日々バタバタ人が倒れていく感じとか、都市封鎖の感じが味わえる。北アフリカの陽光や熱砂も感じられる。こういう極限状態や生死の狭間にあると、その人の大事なものとか価値観とかが露わになるよね。…

宇宙兄弟「完璧なリーダー」はもういらない

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【概要】著者(監督):長尾彰 概ねタイトル通り、『宇宙兄弟』の主人公・六太の発揮したリーダーシップに理論付けする。リーダーシップのハードルを下げることに貢献する。グイグイ系の人間ではないので、著者に背中を押してほしかったのかもしれない。 こ…

諜報の天才 杉原千畝

【概要】著者(監督):白石仁章 「命のビザ」でおなじみ杉原千畝の評伝兼研究書。傍流の有能外交官だったが、本国の命令に背いて独断でビザを発行するなど、コスモポリタンな友愛精神にも溢れた気骨ある人間だった模様。研究を進めれば進めるほど、インテ…

数学独習法

【概要】著者(監督):冨島佑允 ビジネスパーソンに必要なのは、数学の「全体感の理解」。ということで、 本書を一言で形容するならば、読むだけで理系の考え方をインストールできる「未来を生き延びるための数学の見取り図」です。 中でも最重要といえるの…

競馬の教科書

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【概要】著者(監督):鈴木和幸 こういう競馬知識は体系的に学ぶ機会がないので、こういった本は貴重なのだ。今まで適当に何となくの知識を整理できる。ウマ娘の知識の補強にも役立つぞい。 レープロや競馬新聞の読み方、機種や厩務員などの競馬関係者、賞…

ビジネスマンの父より息子への30通の手紙

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【概要】著者(監督):キングスレイ・ウォード 城山三郎 訳 アメリカンな努力家のパパから息子への手紙30通。知性と愛とおちゃめさが練りこまれており、ビジネス書というよりは書簡文学として読んだ方が有意義であろう。手紙のつかず離れずの距離感がいいか…

ことばのロマンス

【概要】著者(監督):E.ウィークリー 寺澤芳雄・出淵博 訳 英単語の語源考察大好きおじさん。忙しい学究生活の間に収集したよもやま話をエッセイ風にまとめた。英語の特徴である、種々の言語から借り入れた語彙の豊かさからくる表現の豊かさの表れとして、…

「学力」の経済学

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【概要】著者(監督):中室牧子 「教育投資への収益率は、株や債券などの金融資産への投資などと比べても高いことが、多くの研究で示されています」。投資効果が高い教育こそ社会科学のエビデンスに基づいた政策が必要。 「教育にエビデンスを。」の記述に…

「超」独学法 AI時代の新しい働き方へ

【概要】著者(監督):野口 悠紀雄 悠紀雄中古本キャンペーンその2。独学にとって最高の環境が整っているのになぜやらんのかとおしりを叩かれる。 news.yahoo.co.jp 【詳細】<目次> 第1章 独学の第一歩を踏み出そう 第2章 独学者たちの物語 第3章 私も…

金融工学、こんなに面白い

【概要】著者(監督):野口 悠紀雄 金融工学、金儲けの技術というよりはリスク評価の技術みたい。途中からかなり難解になったがなんとなくわかるようになるのでは。20年前の著だが、ゼロリスク信仰などに見られる日本のリスク評価の稚拙さは全く変わってい…

三体問題 天才たちを悩ませた400年の未解決問題

【概要】著者(監督):浅田 秀樹『三体』で脚光を浴びるようになった三体問題についてあれこれ話す。数式を使わないようにしすぎて却ってわかりにくくなっている感がある。ラグランジュ・ポイントはSFでよく出てくるワードやね。 【詳細】<目次> 1章 解…

銀河英雄伝説

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【概要】著者(監督):田中芳樹 (Ⅰ 黎明編)アニメ版をだいぶ前に観たので原文の感じを味わいたく。SF的小道具に若干古臭さはあるものの、時代や場所が変わろうとも変わることのない人間の悲喜劇が宇宙規模で描かれる。けっこう読みやすいので全10巻読破も視…

銀翼のアルチザン 中島飛行機技師長・小山悌物語

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【概要】著者(監督):長島芳明 中島飛行機のエース技術者の評伝もとい小説。コネ入社、外国人技術者による指導や技術雑誌の回覧など、大正~昭和初期の活気が感じられていい感じ。技術ベンチャーの中島飛行機がSUBARUの前身だったとは知らなかったなあ。 …

夜空はいつでも最高密度の青色だ

【概要】著者(監督):最果タヒ タヒさんの詩集。実は里庄と同窓らしい。透明で濁った死と生の交錯。一瞬だけの世界の全体的な把捉と同一化、そして別離と忘却。『グッドモーニング』あたりの鮮烈さはなかったかな。意味が取れないところもある(考えるな、…

技術者たちの敗戦

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【概要】著者(監督):前間孝則 堀越二郎や島武雄といったエース級技術者を中心に、彼らの遺した生き様や技術的遺産をたどる。戦争が終わっても人や技術は残る。当時の関係者へのインタビューも行っているのでドキュメンタリー要素もある。著者も技術者なの…

夏の砦

【概要】著者(監督):辻邦生 『廻廊にて』あたりと似てる。著者最初期の作品で、執拗な細部の描写とか過去の追憶といった作者性は非常に感じられるのだが、若干退屈なので幾度も寝落ちしたのは秘密だ。 【詳細】<メモ> 幼少期の原風景や「グスターフ侯の…

英語独習法

【概要】著者(監督):今井むつみ 日本語と英語のスキーマのズレ、記憶と学習のしくみなどの話題を通じ、認知科学的に有効な外国語学習法を提案する。予想が裏切られたときに人は最も学ぶらしい。 【詳細】<目次> 第1章 認知のしくみから学習法を見直そう…

龍神の雨

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【概要】著者(監督):道尾秀介 『向日葵の~』に引き続き。龍、雨、神話的表象。他殺体、白い液体、体操服、脅迫状、浮き輪。家庭に問題ありの きょうだい二組とやべえやつ。後ろ暗い雰囲気とミスリードを誘う展開が作者の持ち味と理解した。どろりとした…

数学ガール ゲーデルの不完全性定理

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【概要】著者(監督):結城浩 春が巡るたび、僕は彼女たちを思い出す。数学という言葉を語り合い、青春という時間を分かち合った、彼女たち。 論理クイズ、イプシロン・デルタ(「εの挑戦にδで応えるんだ」)、《知らないふりゲーム》 、無限、可算集合、形…

人新世の「資本論」

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【概要】著者(監督):斎藤幸平 まず「はじめに」でSDGsの欺瞞を暴く(; ・`д・´) 気候変動の深刻さ、二酸化炭素排出と経済成長のデカップリングの困難さなどをデータ祭りで示した後、マルクスおじさんの晩年の真の思想や理論を復元し、「脱成長コミュニズム」…

あのこは貴族

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著者(監督):山内マリコ 映画から。基本的には映画とほぼ同じだが、いろいろと異同があるので映画とはまた違った味わいがあるかも。登場人物の背景掘り下げや「女同士の義理」の強調とか。やっぱり文化資産ってあるんやろなあ(; ・`д・´) 中学時代からなに一…

「馬」が動かした日本史

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【概要】著者(監督):蒲池明弘 日本社会に与えた衝撃(インパクト)において、馬の普及は水田耕作の普及に匹敵するのではないか。 古墳時代から日本列島に流入した軍事家畜・馬を主軸に据えて日本史を見直してみる試み。バイオ兵器・馬は、近世まで軍事力…

ノモンハンの夏

【概要】著者(監督):半藤一利 追悼・歴史探偵。『失敗の本質』でおなじみノモンハン事件。 軽侮と慢心、情報軽視と不勉強、杜撰な計画、独善的で硬直的な戦略・意思決定、戦力の逐次投入、曖昧で優柔不断な指示・命令、信賞必罰の不徹底、統帥の放棄…。ア…

戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊

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【概要】著者(監督):川島博之 こういう崩壊本は読まないのだが、某人から薦められて…。著者の実体験に基づいていたり、統計データを引用している点はいいのだが、こういった崩壊本はちょっと信用しがたいところがあるなあ。はしばしで感情的になりすぎて…

零戦の振動

【概要】著者(監督):安藤隆幸 零戦の技術開発史を通じ、航空機や流体力学・機械力学の基礎知識、フラッタによる曲げ・ねじり振動と回転由来の質量・空力アンバランス振動など、機械振動のあれこれを学ぶことができる名著ぢゃったぞい(๑╹ω╹๑ )✈︎著者が抱く…

嵯峨野明月記 

【概要】著者(監督):辻邦生 「嵯峨本」製作に心血を注いだ三人の回想録(という設定)。やはり著者、<無常で空虚な人の生の中で、生きていた証や煌めきを残す>ことが大好きみたい。季節のせいもあり幾たびも寝落ちした。 【詳細】<メモ> 子守女の愛撫…

私とは何か 「個人」から「分人」へ

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【概要】著者(監督):平野啓一郎 「対人関係ごとに見せる複数の顔が、すべて『本当の自分』である」との言葉にあるように、「分人」は経時的に構成比率が変動する、キャラ%の円グラフ。「本当の自分」なんてものはどこにもおらず、非常に浮動的で相対的な…

一億人の英文法

【概要】著者(監督):大西泰斗 ポール・マクベイ 「英語は配置のことば」「どんどん後ろに置いていけ」(あとから修飾)などの基本的なルールや考え方、そして「ネイティブの意識」「距離感」「心を与える」など、感情を込めることを指導する。 特長として…