2014-01-16から1日間の記事一覧
文明が衰亡するとき (新潮選書) [単行本]著者:高坂正堯評価:A【粗評】1981年刊行。未塩野七生だが、「塩野七生氏推薦!」の文字には抗えない。ローマ、ヴェネツィア、アメリカ各文明の政治(+軍事)、経済(+技術)、精神の移り変わりを詳細に記述してい…
大震災後の社会学 (講談社現代新書) [新書]編著:遠藤薫評価:C【粗評】2011年末刊行。日本型システムや防災システムなど、いろいろな視点から震災の分析・考察を試みている。【良かった場面/箇所】・第3章、第6章・・【問題点・疑問点】・全体のまとまりに…
君に友だちはいらない [単行本]著者:瀧本哲史評価:C【粗評】表紙や各章はじめに姿を見せる「七人の侍」と、まとめページの異様にでかい文字が目を引く。ビシネス書というよりは自己啓発本の類に近いかも知れない。少人数チームを結成し、戦友をつくろう。…
3日もあれば海外旅行 (光文社新書) [新書]著者:吉田友和評価:C【粗評】日本の限られた休暇日数で海外旅行をするためのノウハウ本。日本の航空会社のイケてなさよ。航空の話より、もちっと現地で遊ぶコツなんかを教えてほしかったかも。【良かった場面/箇所…
Spice and Wolf: Complete Series [Blu-ray] [Import] [DVD] [Blu-ray]評価:B【粗評】ファンタジー×経済。声優の組み合わせがコー○ギアスを彷彿とさせる。経済チックなお話には実はついていけていなかったが、わっちに免じて許す。原作に多少興味が。【良か…
権力の握り方: 野望と暗闘の戦後政治史 (平凡社新書) [新書]著者:塩田潮評価:B【粗評】日本独立後の歴代総理大臣(鳩山一郎~安倍晋三)がどのように政権を握ったかを、元記者ノンフィクション作家の著者がインタビューと膨大な資料を基に説明。中立的で、…
面接力 (文春新書) [新書]著者:梅森浩一評価:C【粗評】面接とは面接官との腹の探り合い、バトルだ。【良かった場面/箇所】・・・【問題点・疑問点】・冗長・・【その他】
学問のすゝめ (講談社学術文庫) [文庫]著者:福澤諭吉 校注:伊藤正雄評価:A*【粗評】壱萬円おぢさんこと諭吉の代表作。全十七編からなる歴史的ロングセラー。諭吉の舌鋒が冴えわたる。彼の前では釈迦も孔子も涙目だ。百数十年前の著作ではあるが、青少年向…