深爪式
著者(監督):深爪
【概要】
著者の出逢った変なヤツ列伝(※著者含め)。
<私は、価値観の違う人間に批判されたときにはいつも「この人はウ〇コを食うタイプの人なんだ」と思うようにしている>に象徴される、卓抜かつ下品な比喩が矢継ぎ早に繰り出される。
基本的には頭を空っぽにして読めるが、マジメな時はちゃんと締めるのはさすが(特に終盤)。各話ごとにオチをしっかりつけているあたりには職人気質を感じる。
【詳細】
性の原体験からクソリプ召喚士紹介、悩める現代の仔羊の心理分析など、
人生の悲喜劇や多面的な人間の内面を、口汚く下品に、幾許かの愛情をもってチン列していく。
内面的価値の絶対化と価値観の相対化で現代を下品に生きヌこう。
卓抜かつ下品な比喩や、
e.g.)
「排水口をパイプブラシで洗浄するがごとき」
「(いちにーさんしー)アン! アン! アン! アン!(ごーろくしちはち)アン! アン! アン! アン!」
「呼び鈴扱いされた私の乳首たち」
ナウシカや北斗の拳などを駆使したサブカル的な比喩が笑いを誘う。