著者(監督):ベルナルド・ベルトルッチ
【概要】
現代に蘇る釈尊伝。
現代との結びつけが弱いかな。
【詳細】
<あらすじ>
ヤギの説話から物語は始まる。
チベット、ブータン、ネパール(インド1958侵攻)...。
から一転アメリカ・シアトル。
転生だのなんだのと、いきなり訳の分からん話を聞かされる両親。
現代と並行で進む釈尊伝。
木がお辞儀したり、大蛇が傘になったり、歩くたびに花が開いたり、インド情景とのマッチングがいい。
青白いシアトルに戻る。
どーやって子供引きはがす? (or 引きはがさない)のだろうか?
また古代。イケメン王子キアヌ、生老病死を知る。
疥癬、水牛の眼、流れに抗う茶碗。
"To learn is to change in the middle way"
釈迦と同じ道をなぞる候補者三名。
菩提樹では、3人の候補者の前に2500年前の光景が。
苦行、誘惑、悟り。魔王の軍勢、花吹雪。そんな映像美が魅力。
ラストは…どんなだっけ?
<印象>
- 父親旅立ちの理由が弱い。
- 黒髪の中でパツキンが目立つ。
- 当然英語。
- ゲームボーイ、車載電話などが懐かしい。
- 最後の帽子選び(だまされた)の演出テクニックは面白かった。