Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

エル・クラン


監督:パブロ・トラぺロ
評価:B

【概要】
スペイン語が飛び交う。

【詳細】
アルゼンチン映画。
プッチオファミリーの身バレ破滅からスタート。
したかと思いきや時間を巻き戻し、約束された破滅に向かって進んでいく。スリリングで退屈しない。

80'sラテンアメリカの陽気で糜爛した一家族の日常。
だが、不穏な音楽(ゴゴゴゴゴ [脱出ゲーム残り数分時の怖い音])が時折流れ、彼等が只者ではないことを匂わせる。 
どう見てもオッサンのアレックスや、眼が死んでるオヤジのスペイン語が恐怖を倍加させる。
かたやカーセックス、かたや暴行のシーンはコメントに困った。PG12じゃなくてPG15だな。

なんとプッチオファミリーの裏稼業は誘拐(→身代金→殺害)だった。
アレックスもやがて父の犯罪の片棒を担ぎはじめ、デブの二男坊も加わり軽快に誘拐。
そんな裏稼業も、弟が見てる、アレックスが結婚する、誘拐に失敗する、などのイベントを経て尻尾を掴まれる。
そして最後はアレックス君のIn Summer Timeダイブ。
そんな一家の数奇な人生を追う(オヤジは弁護士になり84まで生存)。