Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

私をスキーに連れてって

監督:馬場康夫
評価:B

【概要】
出会い系スキー。

【詳細】
オクテな二人が、ちょっと性にルーズそうな集まりにカップル成立を見守られる一冬の思い出。
ストーリーは、二人の出会い→誤解が解ける→くっつく→仕事と彼女どっちが大事なの→アドベンチャーの定番の流れ。
ユーミン曲ラッシュ(サンタ、ブリザード等)はあまりにも有名。

良くも悪くも時代を活写した映画。
スキー販促映画であることを隠そうともしないのはスキー狂時代ゆえか。
80's末らしく、オフィスで喫煙、最新鋭の電子ピアノ、でかい携帯電話、4駆、服装、髪型、フォントなど時代のにほひを漂わせるアーティファクトが多数登場する。
仕事中に地下工作、私用電話、あいびきをしているあたり、サービス業の低い生産性を感じさせる。お前ら仕事しろ。
他にも、拳銃を撃つマネで「バーン」→こける、ブッキー(不器用)、ヨロレイホーと次々に襲いかかるバブリーな言動には腹がよじれて仕方がない。

見所は、スキーテクニック披露(股くぐり、片足、合体)と「志賀万座2時間半、楽しめそうじゃない」のカーアクション、ラストの夜間滑走か。
ビールの伏線を回収したり、間に合わなかったか…?→間に合ったんか~いの流れはもはや鉄板。

知世は別にかわいくないが、邦衛はいいね。