Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

四月は君の嘘

著者:新川直司
評価:B+

【評】
僕は―― 
旅をする

降りそそぐ拍手
自分の音楽が届いた

あの瞬間を 追い求めて
その後ろ姿を 追い求めて

いつか きっと
肩を並べられる 
その日が 来るまで


もう私の頭の中ではこの作品、アニメ準拠になってるんだよね。
アニメと漫画の、セリフや場面の細かい差異はほとんど気にならない。

演奏シーンのコマごとに移り変る情景の豊かさ、
詩的なモノローグを鬱陶しくなく表現する巧みさ。
音は聞こえずとも、動きの緩急や間、会場の雰囲気、感情の旋律が伝わって来る。
さすがですな。
原作あってのアニメであり、
アニメが丁寧に作られていたことを実感したよ。
やっぱり最期の演奏の総集編感は圧倒的だったね。

画風なのか、人物の顔は黒目がちで鼻の稜線が薄く、唇が厚い。
アニメでは全体的にウケのいい顔にしてもらったようだ。

紘子さんと魔女が若い。
紘子さんの演奏シーンとタバコはアニメではカットされたようだ。

追記:
かをりが「私くさくない?」っていうシーンがあったけど、妙に生々しくて印象に残っている。