評価:B
【評】
著者の経験をベースに、半導体産業の話を交えながら、これからの人材像を語る。
彼のtwitterフォローしている人は読まなくてもいいかもしれない。
技術力×潜在力、T字型人材、そしてコラボ力。
圧倒的に多数の普通の人には、天才型の人間を目指すよりは、異分野の多くのプロを束ねて全体として新しい価値を作り上げる人材を目指した方が現実的ではないでしょうか。
さらにもひとつ、変わる力。
環境の変化をとらえ、自分の生き延びる道を求めて牙を磨き、仲間とチームを作る。それははるかな過去から続いてきた生物としてのありようなのかもしれません。
エンジニアも変わりましょう、生き残るために。
そして、変わることを、楽しんでいきましょう。