Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

フロイスの見た戦国日本

著者:川崎桃太
評価:B

【評】
「できることなら、この延々と続く布教物語(フロイスの『日本史』)のダイジェスト版ができないものか、と考えるようになった」著者。

彼ら(伴天連たち)はものごとを見た通り、感じたまま、誰にも咎められずに、述べることができたはずである。つまり既成観念に捉われない証言ができる立場にあった。だから彼らの言葉は貴重な証言となり得るのである。

足利義輝の最期、ガラシャの最期、信長・秀吉の人物像、戦国日本の文化・風俗など、
戦国の森羅万象を、疲れを知らぬ筆で書き残した異国人のソウルを追体験するのだ。

ジョルジ弥平次は完全にツボだった。