評価:B
【評】
孝がオトナの読書術を伝授する。
既に孝本を読んだ人はもう読まなくて結構。
古典の効用、熟読・精読の使い分け、目的(人に話す、ブログに書く)を意識した読書、
コメント力・質問力の養成、書店での待ち合わせ、音読、書き込み、などおなじみの内容。
読書というのは孤独な作業です。しかしその孤独な時間を使って、偉大な著者の言葉に触れることで、自分の思考力が高まり、強じんな精神力が鍛えられていきます。
本で知り得たことを自分に引きつけながら読むことによって、経験と言葉を結びつけ、自分の精神世界を垂直方向に広げていくことができるのです。そしてその結果、その人が持つ経験値は飛躍的に上がっていくことになります。
とにかく故もなき携帯いじりを戒めているのは〇 。