2015-01-16 饗宴 本 A プラトン 神話・宗教・思想・哲学 岩波文庫 饗宴 (岩波文庫) [文庫]著者:プラトン 訳:久保勉評価:B+【粗評】暇人たちがエロス賛美議論を繰り広げる。五人のビミョーな演説後に満を持してソクラテス登壇、という劇的な構成にはプラトンの計算を感じずにはいられない。エロスはエロいエラい。美の本質を認識するという、人生最高の生き甲斐を得るための最高の助力者だから。とまとまったあとはソクラテスマンセーモードに移行。それにつれてホモホモしさも急上昇。ENDはさわやかな風が吹き抜けていくようだ。序説は長いので後に回した方がよい。こっちはプラトンを褒めちぎる。