七人の侍
黒澤明 MEMORIAL10 4:七人の侍 (小学館DVD&BOOK)
評価:A*
日本映画の巨匠・黒澤明(「隠し砦の三悪人」「生きる」も観たことがあるが、後者は寝落ちした)が描く一大巨編。K大のY田南図書館で観た。
一回しか観ていないのにかなり印象に残る映画はそうない。さすがは世界のKUROSAWAやで。
この映画、上映時間が4時間弱もあるので、途中
休 憩 タイム有。
ネタばらしすると七人のうち四人討死するが、そのうち印象に残るのは久蔵と菊千代であった。平八?誰?
凄腕の久蔵さんや、主役オーラMAXの菊千代が死ぬなんて思いもよらなかった。
60年近く前の作品ではあるが、アクションにはたいへん迫力があり(時代考証も割としっかりしているらしいゾ)、特に雨中の合戦場面は圧巻の一言に尽きる。
村に戻った平穏、戻らない侍たち・・・悲しげな瞳の勘兵衛と勝四郎。
ラストのシーンは泣ける。
(追記)
やっぱり菊千代のムーヴが面白い。
以下、名言集。
菊「百姓ってのはな…」
勘「人のことばかり考えるやつは…」
平「話すってのはいいものでな…」