CLANNAD(クラナド)
評価：A*
言わずと知れた「人生」のPSP版。UMD２枚組。
大学の合格発表から授業開始までひたすらやり倒していた。ボイスをちゃんと再生してたら200時間くらいかかるらしい。個別ルートに入るまでがかなり冗長なのはご愛嬌。ボリュームがありすぎるのが難点かな。
自分はこのゲームを通して、「家族」や「幸せ」について考えさせられた。いやまじまじ。心の糧。いたる絵だとかギャルゲーだとか言って敬遠してちゃイカンね。さすがに最初の渚のCGは衝撃を受けたけど。
ま、正直に言って、何が「CLANNADは人生」だよって思ってましたよ、プレイする前はね。でも、プレイしたらこの言葉を発した人が言わんとしていることが何となくわかるんじゃないかな。登場人物の「人生」がプレイヤーの「人生」にまで影響を及ぼしかねないからね。
シナリオライターの麻枝准でしたっけ、まあ彼の文章はあんまり上手とは言えないんだけど、持っていき方が上手いっていうのかな、次の場面への誘導がじょうずなんだよね。登場人物どうしの関係を描き出すのもうまいと思った。たとえば、渚と朋也、渚とその両親、朋也と渚の両親、朋也とその父、朋也と汐の関係だったりね。
とにかくプレイヤーの心に何らかの揺動をもたらすのは間違いないよ、うん。
渚みたいなおよめさんとあんなことやこんなことしたいな、とおもいました。でも渚は朋也の嫁だからかわりに智代あたりでももらっていきますね。
自分はアニメから入った人間だが、ゲーム終了後にもう一度考えてみると、アニメはやや冗長な部分があったように思える。Afterは概ね良かったのだけれどね。
