仮面の告白
仮面の告白 (新潮文庫)
著者:三島由紀夫
評価:B+
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それは若さへの、生への、優越への嘆声だった。彼のむき出された腋窩に見られる豊饒な毛が、かれらをおどろかしたのである。それほど夥しい・ほとんど不必要かと思われるくらいの・いわば煩多な夏草のしげりのような毛がそこにあるのを、おそらく少年たちははじめて見たのである。
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この部分ですらあんまりどぎつない方で、もっとホモホモしい箇所はさすがのJavaさんも読んでいて辛かった。
「悪習」のくだりは言うに及ばず。
(いつか加筆する!)