評価:A
【粗評】
漢詩に目覚めるべく杜甫と李白の作品にふれてみよう。
詩仙李白。詩聖杜甫。
絶句の李白。律詩の杜甫。
うん、李白派。
異民族説や捉月伝説は面白い。
「詩聖」杜甫の120首を詩形順に。
『静夜思』や『黄鶴楼~』もあるよ。
上二作はもちろん、『望廬山瀑布』『長干行』『月下独酌其一』『把酒問月』あたりがお気に入り。
山川草木や月を友とし、森羅万象(と酒)を躍動的に、
王昭君や楊貴妃(と酒)やロマンス(と酒)を情緒豊かに詩の中に詠いあげる。
泣いた飲んだ、飲んだ泣いた。
「酒」「酔」の字が詩中に躍る。
曰く、
百 年 三 萬 六 千 日杜甫も李白もお酒が大好きなのだ。
一 日 須 傾 三 百 杯
彼もまた安禄山の乱に関係している。
阿倍仲麻呂を詠んだ詩もあって実にタイムリー。
【学んだこと、生かしたいこと】
【その他・リンク】