Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

夏と花火と私の死体

著者:乙一
評価:B+

【粗評】
朝はわたし以外のすべてのものの上にやって来て、わたし以外のみんなは生きていた。

初・乙一
タイトルの後ろ三文字を消したらきっと、みんな幸せ。
表題作『夏と花日と私の死体』と『優子』を収める。
ホラー小説開拓待ったなし。

誘拐事件、犬、茣蓙、ひも、アイス工場といった伏線の回収、
運搬がバレそうになるときの緊張感。上手い。
そして何より霊視点の導入が魅力。

本作の執筆当時、乙一が16歳だったというのが一番のホラー。

【学んだこと、生かしたいこと】

【その他・リンク】
 弥生がどういう理由で犯行に及んだのか結局謎だが…まあいいか。
健くんがいやに冷静なのも…まあいいか。