評価:B
【粗評】
シロサブ。
海軍兵学校出の同期の桜、関行男と中津留達雄の短い生を描く。
同時代を生きた著者の体験もぽつぽつ顔を出す。
まぜこぜで少しまとまりにかける気も。
関のことはは知っていたが、中津留のことは知らなかった。
むろん、彼の漢気にあふれる最期も。
そして奇しくも、自分の年齢が彼らの行年と同じであることに気づき、愕然としている。
関行男と中津留達雄。
兵学校同期であり、宇佐航空隊での実用機教程を共にした数少ない仲間。そして、ともに新妻を残し、若き指揮官として部下を率いて出撃。同じ二十三歳で世を去った。一人は神風特攻の幕開けをし、いま一人は神風特攻に幕を下ろして。
【学んだこと、生かしたいこと】
宇垣マジ勘弁(・ε・)
【その他・リンク】
「~というか」が多い。