【概要】
著者(監督):安田理央
「雑誌やテレビ、映画、そしてエロ本やAVといったメディアが、大きなおっぱいをどう扱ってきたのか、その変遷をたどろうというのが、本書の趣旨である」。
浮世絵や春画、銀幕を彩る女優の変遷、日本のアイドル像の変遷を追いながら、双丘の謎に迫る。
【詳細】
<目次>
- はじめに
- 序章 原宿に日本初の巨乳専門ショップがあった
- 第一章 巨乳をめぐる世界史
- 第二章 おっぱいは性的対象ではなかった
- 第三章 グラマーの襲来
- 第四章 ボインの時代 ナインの時代
- 第五章 デカパイからDカップへ
- 第六章 巨乳の誕生
- 第七章 それは爆乳と呼ばれた
- 第八章 21世紀の巨乳たち
- おわりに
- 巨乳年表 1871〜2017
- 参考文献一覧
<メモ>
- 中世欧州においては、胸の谷間は「悪魔の隠れ処」であった。
- アグネス・ラム、堀江しのぶ、小池栄子、MEGUMI、その他セクシー女優などは聞いたことある人もいるのでは?
- オッパイ小僧、オッパイ・ノイローゼ、巨乳帝国などのIQゼロのパワーワードが横溢している。
- 「メディアには巨乳が溢れている」「それは爆乳と呼ばれた」などの著者のバカ発言に笑う。
- 一億総セクハラの時代があったこと(今も?)をひしひしと感じる。
ひたすら大きなおっぱいのことを考え続ける1年間だった。
もうしばらくの間は、大きなおっぱいから解放されたいという気分だ。