【概要】
著者（監督）：須藤靖
宇宙観の変遷やインフレーション宇宙論の概説後、マルチバースの諸段階（Lv.1~4）、宇宙原理や人間原理、シュレーディンガーの猫や量子自殺、４つの相互作用の大小関係などさまざまな話題にふれ、思考実験に誘う。素粒子論や宇宙論はもとより、物理学全般に関する知的好奇心を惹起する。必然と偶然、巨視的世界と微視的世界、連続と離散、そういった二元的概念は実は曖昧で、突き詰めていくと哲学になる。
著者、佐藤勝彦の弟子だったりする。物理学的世界観の信奉者ではあるが現在の諸理論の限界も理解している模様。
【詳細】
略。
