【概要】
著者(監督):石田ゆり子
サブタイトルの通り日々のちょっときらめいてるカケラを拾っていく。小物類がオシャレ。キャピキャピしすぎずオバさんすぎずで均衡が保たれていて良い。こういう齢の重ね方もいいかも知れない。
【詳細】
『Mのけ姫』のサンでおなじみ。軽すぎず小難しすぎずの文体がエッセイ向けでよろしい。
まず冒頭に「若いことは苦しいこと」と言ってくれたことに、著者と自分との親和性を感じた。他にも、
- 本は友達。人生の相棒
- 自分の面倒は自分が見てあげなければいけません
- 「いいな」と思う人を、春夏秋冬通して観察していたい。
- 眉間にシワを寄せないで、/にっこり笑って眠りましょう。
など、心の中に尽きせぬ静かな泉を持っている人だと感じたね。
あと、薦めてた『錦繍』、よかったよ。