Javaさんのお部屋・改

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

詩歌

金子みすゞ名詩集

金子みすゞ名詩集 [文庫]編:彩図社文芸部評価:A【評】有名どころをしっかりカヴァー。ACでおなじみの『こだまでしょうか』も収録。植物や小動物を擬人化したり、こどもの世界を表現したりするのが得意技。並列と多層構造を駆使した詩の構成は見習いたい。…

一握の砂・悲しき玩具

一握の砂・悲しき玩具―石川啄木歌集 (新潮文庫) [文庫]著者:石川啄木評価:B+【評】タク坊。独特のセンスが光る。実生活はともかく、彼の歌には不思議な魅力がある。寂しげでカッコつけで、どうしようもなく悲しくて・・・。 【レジェンド系】東海の小島の…

愛の贈りもの

星野富弘 愛の贈りもの [大型本]著者:星野富弘評価:A【評】「愛、深き淵より。」「新編 風の旅」の代表作二冊を収録。命のきらめき、世界の美しさを宿した闘病記・詩画集。母を道づれの闘病生活。突然首から下の感覚を喪失し、生死の境を何度もさ迷い、気…

金子みすゞ童謡集

金子みすゞ童謡集 (ハルキ文庫) [文庫]編:矢崎節夫評価:B+【評】七五調で綴られるフシギなみすゞワールド。「私と小鳥と鈴と」「星とたんぽぽ」の有名なものはもちろん収録。「こだま」はない。「大漁」「土」「芝草」「達磨おくり」「積った雪」のような…

芭蕉俳句集

芭蕉俳句集 (岩波文庫) [文庫]校注:中村俊定評価:A【評】バショウ・ザ・オナジミ・ラッシュ。あとはキミの目で確かめろ!!!【レジェンド俳諧】山路来て 何やらゆかし すみれ草 古池や 蛙飛込む 水のをと草の戸も 住替る代ぞ ひなの家夏草や 兵共が ゆめ…

万葉集

万葉集 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典 [Kindle版]編:角川書店評価:B【評】角川のビギ・クラで準備運動。素朴で力強いますらをぶりで、自然や感情をあざやかに歌いあげる。「春過ぎて」「嗚呼見の浦に」「あをによし」「銀も」「石走る」など。なか…

ルバイヤート

ルバイヤート (岩波文庫 赤 783-1) [文庫]著者:オマル・ハイヤーム 訳:小川亮作評価:A【評】世の無常・無情をかこつ千年前の万能の人。彼らにはめずらしく神や世界をdisっていくスタイル。無常をかこちながらも酒と美少年など、現世はしっかり楽しむ複雑…

仰臥漫録

仰臥漫録 (岩波文庫) [文庫]著者:正岡子規評価:A【粗評】子規式死期の見つめ方。敷き布団の上にも四季は来ると見える。「朝ぬく飯二椀 佃煮 梅干牛乳五尺ココア入り 菓子パン数個」式の子規の闘病記。毛筆にて記されたる或る男の生きた証なり。俳句・短歌…

一茶俳句集

一茶俳句集 (岩波文庫) [文庫]著者:小林一茶 校注:丸山一彦評価:B+【粗評】ISSAの俳句を2000句収録。蛍、雀、烏、猫、馬などのアニモウズや子どもの無邪気な動き、庶民のつつましい暮らしを写し取っているぞい。【雀系】五六間 烏追けり 親雀我と来て 遊…

梁塵秘抄

梁塵秘抄 (ちくま学芸文庫) [文庫]編訳:植木朝子評価:B+【粗評】今様狂いの後白河院が編纂したナウいメロデェの詰め合わせ、の内現存するものから150首ほど選んで丁寧な解説を付してある。 「このごろ京に流行るもの」「遊びをせんとや生まれけむ」が有名…

ギルガメシュ叙事詩

ギルガメシュ叙事詩 (ちくま学芸文庫) [文庫]訳:矢島文夫評価:B【粗評】半神半人(2/3-1/3)、最古の英雄ギルガメシュ。永遠の生を求める主人公、旧約聖書との類似点、そして、欠落部分の多さに感嘆せよ。 ギルガメシュ、イシュタル、エレシュキガル、シャマ…

詩学・詩論

詩学 (岩波文庫) [文庫]著者:アリストテレース・ホラーティウス評価:B+【粗評】アリストテレスによる悲劇理論。悲劇の構成要素を、豊富な具体例を引きながら子細に解説するぞ。ホメロスの愛されぶりに、訳注の多さに、そして古代希臘の隆盛ぶりに驚くなか…

おくのほそ道

英文収録 おくのほそ道 (講談社学術文庫) [文庫]著者:松尾芭蕉 英訳:ドナルド・キーン評価:A【粗評】日本の心をキーンが翻訳。現代語訳はないが時代が下っているので問題なく読める。「夏草や」「閑さや」の俳句・短歌だけでなく、地の文も趣満載。芭蕉が…

伊勢物語

伊勢物語 (岩波文庫) [文庫]校注:大津有一評価:B【粗評】むかし、をとこありけり。いたづらになったり、本意のごとくあったりする。げんきやなあ~(・ε・)懐かしの和歌がたくさん。【学んだこと、生かしたいこと】【その他・リンク】

李白詩選

李白詩選 (岩波文庫) [文庫]編:松浦友久評価:A【粗評】漢詩に目覚めるべく杜甫と李白の作品にふれてみよう。詩仙李白。詩聖杜甫。絶句の李白。律詩の杜甫。うん、李白派。異民族説や捉月伝説は面白い。「詩聖」杜甫の120首を詩形順に。『静夜思』や『黄鶴…

杜甫詩選

杜甫詩選 (岩波文庫) [文庫]編:黒川洋一評価:A【粗評】漢詩に目覚めるべく杜甫と李白の作品にふれてみよう。『蒼穹の昴』にインスパイアされたのは秘密。「詩聖」杜甫の140首を年代順に。国破れて~でおなじみの『春望』もあるよ。『春望』はもちろん、『…

碧梧桐俳句集

碧梧桐俳句集 (岩波文庫) [文庫]編:栗田靖評価:B【粗評】のぼさんの子分・河東碧梧桐の秀句2000句を収録。俳論も。半分を過ぎたあたりから五七五をガン無視しはじめる。やっぱり文字数守ってないとムズムズするなあ(・ε・)【学んだこと、生かしたいこと…

三好達治詩集

三好達治詩集 (岩波文庫 緑 82-1) [文庫]著者:村野四郎評価:B【粗評】「雪」「庭」「私の猫」「昨日はどこにもありません」「服喪」「牝鶏」「旅人」「土」「夕焼」「大阿蘇」「浅春偶語」「けふはわが背の」「夏の日の」「涙をぬぐつて働かう」「ちつぽけ…

歌よみに与ふる書

歌よみに与ふる書 (岩波文庫) [文庫]著者:正岡子規評価:B+【粗評】有名だけど何やったかよくわからない人ランキング上位、正岡子規ことのぼさん。のぼさんの生きた証がここにある。近来和歌は一向に振ひ不申候。貫之は下手な歌よみにて『古今集』はくだら…

二十億光年の孤独

二十億光年の孤独 (集英社文庫 た 18-9) [文庫]著者:谷川俊太郎評価:C【粗評】谷川俊一郎の鮮烈デビウ詩集。英訳版付き。予期せぬことばの連繋に幻惑させられた。う~む、ビミョー。挙げるなら『はる』『二十億光年の孤独』『静かな雨の夜に』あたりか。 …

宮沢賢治詩集

宮沢賢治詩集 (岩波文庫) [文庫]著者:宮沢賢治 編:山本太郎評価:B【粗評】編者の名前がザ・日本人といった感じでよい。彼曰く、「けっきょく僕たちは、詩、童話その他、彼ののこしたたくさんの創作としっかり対面すれば、それでいいのだ。最も多く物語る…

智恵子抄

智恵子抄 (280円文庫) [文庫]著者:高村光太郎心を蝕まれていく妻・智恵子を見つめつづけた夫・光太郎の詩集。高村光雲の息子であることはいうまでもない。『道程』と『レモン哀歌』が有名か。光太郎は語る。“智恵子が結婚してから死ぬまでの二十四年間の生…