Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

手塚治虫

ブッダ

【概要】著者(監督):手塚治虫 いつも私はいっているね この世のあらゆる生きものははみんな深いきずなで結ばれているのだと… その名の通りブッダ伝を巨匠がマンガ化。基本的には原作(?)通り、四門出遊⇒出家⇒苦行⇒悟り⇒伝道の旅、といった王道コースを…

どろろ

【概要】著者(監督):手塚治虫 某人から手塚治虫の洗礼を受けておるぞ。いや「どろろ」っておまえかーい。 呪いを解くため、チャンバラ妖怪バトルの旅をしながら体のパーツを一つずつ取り戻していく百鬼丸の設定がなかなか面白い。身体機能が制限されてい…

アドルフに告ぐ

【概要】著者(監督):手塚治虫 3人のアドルフと彼らに人生を狂わされた者たちの大河ドラマ的群像劇。サスペンス+アクション劇といった感じ。機密情報を隠し通し協力者と情報交換するドキドキ感、親友が仇敵同士となる修羅道、男を伴走者となる女たち(小…

きりひと讃歌

【概要】著者(監督):手塚治虫 医師会を追放された主人公が獣化する奇病の謎を追う。「これでも医者だってのか おれは」と苦悩しつつも、多くを失った主人公は医師であり続ける意志を失わない。怪しげな村で出会ったセクシーガール・たづとか、特技・人間…

陽だまりの樹

【概要】著者(監督):手塚治虫 その通りさ! 歴史にも書かれねえで死んでったりっぱな人間がゴマンといるんだ……… 伊武谷万二郎という非実在青少年と手塚の先祖・良庵を主人公に据え、チャンバラや策謀やユーモアやお色気を適度に差し挟みつつ、幕末の群像…

火の鳥 宇宙・生命編

火の鳥 (9) (角川文庫) [文庫]著者:手塚治虫評価:B 【評】<宇宙編>カミングアウト合戦開始。独特のコマ割りやあべこべ星のグロテスクさは賞賛に値する。さすが手塚。ご先祖+末裔と火の鳥、コイツらの業が深すぎて哀れに思えてくる。<生命編>クローン…

新宝島

新宝島 (手塚治虫文庫全集) [文庫]著者:手塚治虫評価:B+【評】手塚伝説の幕開け。伝説のZoom in/outはもちろん、単純なコマ割りながらも動きのある画はさすが。ちょくちょく笑わせに来るのもグッド。ex.) 「すずしいうちですねぇ…」「ここじゃ――」「ウワ~…

火の鳥  鳳凰編

火の鳥 4・鳳凰編 [コミック]著者:手塚治虫評価:B+【評】山賊・我王と仏師・茜丸が、あをによし奈良を舞台に人間ドラマを繰り広げる。鎮護国家に向け驀進する古代日本にあって、政治の道具に堕していく仏道。鑿と槌で彫り上げていく仏像は人々の心に何をも…

ぼくのマンガ人生

ぼくのマンガ人生 (岩波新書) [新書]著者:手塚治虫評価:B【粗評】オサムシ先生が自身の人生やマンガに込めた思いを語る。一風変わった家庭や、子どものロマンを刈り取らない先生、そして時代が、かのマンガ神をつくったのである。「生きていたという感慨、…