Javaさんのお部屋・改

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

はじめに

<自己紹介> twitter.com <概要> 広い広いネットの海に浮かぶ小さな小さなJavaさんのお部屋。 その片隅で人知れず、本や映画、マンガ、アニメなどの書評らしきものや感想らしきものをひたすら書き殴っていく趣向のブログとなっております。住みなれた旧居…

0才から100才の広告コピー

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【概要】著者(監督):ライツ社 新聞広告やポスターからいろんなコピーを集めた。 一応0~100才まで対象年齢が割り当てられているが、あんまり気にせずにビビッと来たものを心に刻んでいけばよいのでは。 【詳細】 企業、大学、市町村の広告から。 各ページ…

ツナグ

【概要】著者(監督):辻村深月 初辻村深月。 使者(ツナグ)を媒介にして、死者が一夜の間、肉体を伴って依頼者のもとに現れる。という不思議な設定(原理は謎)。5人の依頼者とツナグ自身の計6編の短編集のような構成。死者たちは(生者の中で)どう生…

日蝕・一月物語

【概要】著者(監督):平野啓一郎 『マチネ』から来ました。 『日蝕』:擬古文的文体(大正頃?)で描かれる作品世界は、耽美であり幻想的でありおぞましくもある。神学者、異形の両性具有者、魔女狩り、錬金術といった中世ヨーロッパに取材し、現代では特異…

ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 永遠と自動手記人形

【概要】著者(監督):藤田春香完成度 たかし(2000~2019)。 港町の陽光のきらめきとか、女学校の神秘と憂愁とか、解ける髪や解ける雪とか、ヴァイオレットさんのツインテや男装とか、20世紀前半の機械の動きとか、イメチェンしたTVシリーズでおなじみの…

プロが教える船のメカニズム

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【概要】監修:池田良穂「アルキメデスの大戦」なんかの影響を受けて読んじゃう。浮力・重力・復元力、推進力、抵抗(造波、摩擦、造渦)、揺れ、プロペラ、船体強度などの設計技術的な話はもちろん、積載される機器や工法まで。エンジニアリングは四大力学…

無門関

【概要】訳注:西村恵信 「Aかnot Aか」「B(殴るなどの語黙を超えた実力行使も含む)!」 という大喜利スタイルが一般的な禅問答。「趙州狗子」「南泉斬猫」「洞山三斤」「雲門̪屎橛」「竿頭進歩」など。 そんな禅問答の数々を、「まるで分かっちゃいない」…

文芸オタクの私が教える バズる文章教室

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【概要】著者(監督):三宅香帆 ”文芸的”な目線で文章を書いて、継続的に読まれるライターになってみませんか。ということで、いろんな小説家や文筆家、詩人、作詞家などの文章を例に、バズる文体・構成・つかみを探求する。会話文を入れる、カメラワークを…

理工書紹介

就職後に読んだ良さげな理工書を紹介します。 日刊工業社の「基礎のきそ」シリーズが最近のお気に入りです。 <化学工学、化学プラント> ●『絵とき 配管技術 基礎のきそ』 化学プラント技術者必携。強度・圧損計算、弁の種類や金属の材質、振動や腐食などの…

オーストラリア紀行

▶オーストラリア紀行 ~別名:ウォンバットの記~ 全体概要 今年(2019年)のお盆はオーストラリアに行っていました。 とある理由によりキャンベラありきの企画でしたが、世界遺産を巡るのが毎盆の表向きテーマなのでウルル(エアーズロック)も行きましたよ。…

アルキメデスの大戦

【概要】著者(監督):山崎貴 原作未読だが楽しめた。内容は地味だが技術者の人はグッと来るものがあるのでは。技術者倫理も学べるので映画館にGOだ! 【詳細】<あらすじ> archimedes-movie.jp <メモ> 大和建造見積りの不正を暴くという地味すぎる題材…

物語 オーストラリアの歴史

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【概要】著者(監督):竹田いさみ 「人口規模や軍事力で見る限り大きな国ではないが、経済的にはきわめて豊かで教育レベルも高く、まぎれもない先進国」であるオーストラリアは、国際社会でニッチな役割を担う多文化ミドルパワー国家を志向している。 英米…

長いお別れ

【概要】著者(監督):中野量太 老いの過程を淡々と、しかしユーモラスに描く。だんだんボケていく父を軸に物語は進むが、真の主人公は彼を取り巻く家族たちなのだろう。家族の不調や苦難を経て生き方を変えていく登場人物たちに、己を投影する人もいるので…

人魚の眠る家

【概要】著者(監督):堤幸彦 機上にて。東野圭吾原作。死のタイミングを問い直す問題作。中盤~終盤は母君が娘の死を受け入れられずホラー気味に陥るが、なんだかんだで死を受け入れる。 死の瞬間が心停止のタイミングだとすると、心臓移植すればまだ娘は…

地学のススメ

【概要】著者(監督):鎌田浩毅 「地学」の宣伝本。1%程度しか選択者がいないらしい。 太陽の運行、生命と地球の共進化、プレートテクトニクス、超巨大噴火と大量絶滅、南海トラフへの備えなど、地学ならなんでもござれの内容となっている。豊富なデータや…

巨乳の誕生

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【概要】著者(監督):安田理央 「雑誌やテレビ、映画、そしてエロ本やAVといったメディアが、大きなおっぱいをどう扱ってきたのか、その変遷をたどろうというのが、本書の趣旨である」。 浮世絵や春画、銀幕を彩る女優の変遷、日本のアイドル像の変遷を追…

暗幕のゲルニカ

【概要】 著者(監督):原田マハ 今度はピカソの「ゲルニカ」が主題に。 半分架空の過去パートはまあまあ。一方現代では、主人公が国連やバスク地方のテロリストの陰謀やゴタゴタに巻き込まれるなど、展開が劇的すぎて『楽園のカンヴァス』ほどののめりこみ…

対話のレッスン

【概要】著者(監督):平田オリザ 劇作家と俳優のコンテクストの摺り合わせに心を砕いてきた著者が、21世紀のコミュニケーションのあり方を探る。 21世紀のコミュニケーション(伝達)は、「伝わらない」ということから始まる。この連載で何度も繰り返してき…

ブラフマンの埋葬

【概要】著者(監督):小川洋子 チョコレート色の瞳は静けさで満たされ、僕には見えないどこか遠くを見つめている。愛らしすぎて、悲しくなる。 <創作者の家>に関わる人々や謎の小動物ブラフマンとの交流を描く。 どこか悲しげで幻想的な作品世界が小川洋…

マチネの終わりに

【概要】著者(監督):平野啓一郎 ハイスぺなアラフォー同士のドラマティックな恋愛物語。心理描写がねちっこいぐらい綿密で、時折ナレーション風に人間存在の真理が語られたりする。そう、三島由紀夫のような感じに。いったん文体に慣れれば、ストーリー自…

承久の乱 日本史のターニングポイント

【概要】著者(監督):本郷和人 源頼朝や北条氏とその仲間たちの血で血を洗う闘争、後鳥羽院との対決を解説する。後鳥羽上皇、久々に手腕ある朝廷のプレイヤーだったけど、時代は復古的なやり方を支持しなかったみたい。 ですます調と軽めのノリ(「諦めム…

データで読み解く「生涯独身」社会

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【概要】著者(監督):天野馨南子 一般の人々、いいえ、行政さえもが、「当然」「普通は」「みんなそう」「こうであるはずだ」と漠然に思っていることが、客観的な統計データから見ると全く妥当ではない、むしろその真逆だ、ということがたくさんあることが…

まなの本棚

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【概要】著者(監督):芦田愛菜 幼き日々には図書館本を制覇し、いまも年100冊くらい読むというアシマナ先生。 ブックレビュー自体はあっさりしていてそんなに深みはないが、彼女の知的好奇心と聡明そうな感じが伝わってきてよい。とくに辻村深月は好きみた…

猫を抱いて象と泳ぐ

【概要】著者(監督):小川洋子 架空のチェスプレーヤー、リトル・アリョーヒンの奇妙な物語。現実感や場所性が希薄で、幻想的で透明で、多少の不自然さには構わずずんずん進む物語。そんな小川洋子ワールドが展開する。 心の中に棲んでいる者たちとの対話…

外国語学習

外国語学習 英語(ないし外国語)、勉強してますか? 僕はぼちぼちです。 朝、5minくらいのTED Talksを英語字幕で見て、そのあと日本語字幕で見る。あとは理工書の原書よみよみくらいしかやってないかな~(あとは日常的に英語で発言内容を考えるとか)シャ…

家族にサルーテ!

【概要】著者(監督):ガブリエレ・ムッチーノ 風光明媚なイスキア島に嵐が襲来する(いろんな意味で)。 金婚式に家族が集合するが、すでに不穏な芽が。大嵐発動。荒波で帰りの船が欠航となり、彼らが抱えていた不満や不和が噴出する。だんだん罵声と怒声…

天気の子

アニメ【概要】著者(監督):新海誠 徹頭徹尾ボーイミーツガールの基本に忠実だった。まさにジブリのように。超自然的な力とか、少女に課せられた過酷な運命とか、純情な選択の結果とか、そういったノベルゲーム的要素がオタク気質の人を懐かしくも切ない気…

農業のすべてがわかる本

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【概要】監修:八木宏典 めておれ牧場(仮)設立に向け、ちょっとお勉強。 というのは嘘で、稲作がいつ・なにをするのか知りたかったのだ。内容は正直言って地理の資料集みたいな内容で、農業関連のマクロ統計データを使用しながら日本の農業の全体像(稲作・…

薬指の標本

【概要】著者(監督):小川洋子 現在絶賛洋子キャンペーン実施中。 読みやすい。しずかでふしぎな洋子ワールドが展開する。ただ若干ホラー気味。読者を引き込む不思議な小道具や舞台設定はさすがという外ない。もう少し後の作品に比べると少し現実感がある…

王維詩集

【概要】著者(監督):王維 選訳:小川環樹、都留春雄、入谷仙助 李白・杜甫ときたら王維でしょ。自然派で格調高く華やかだが、寂しさもたまにのぞかせる。浮沈の激しい波瀾万丈な彼の人生がそうさせたのか。「眇(はるか)に惆悵して君を思う」系のはジ~ン…