Javaさんのお部屋(サム・ジーヴァ帝国図書館)

Javaさんのお部屋です。引っ越しました。詳しくは「はじめに」を読んでね。スマホ版は全体像が見えにくいから、PC版と切り替えながら見てね。

理系のための文章術入門

著者(監督):西出 利一 【概要】 いまの/かつての理工学徒の必読書。各種文書・資料を作る際の手引きを懇切丁寧に記す。文章のBefore/Afterがわかりやすい。 【詳細】 以下目次。 <準備編>理系人に必要な文章術とは1.理系人の活動と文章作成2.日本語文の…

戦争まで

著者(監督):加藤陽子 【概要】 「一次資料を使って」「偏見やステレオタイプを排して」「冷静かつ公正に」「当時の人びとになりきって」国際政治のリアリズムを体感しようとする試み。国際連盟脱退・日独伊三国同盟締結・日米交渉の3つの時点に関し、生…

KUBO/クボ 二本の弦の秘密

著者(監督):トラヴィス・ナイト 【概要】 和風ストップモーションアニメーション。CGじゃない! 3つの弦(母の髪、父の弓弦、主人公の髪留め)と記憶(物語)が結びついているのが興味深い。 【詳細】 <あらすじ> 荒波渡るひとりの女。 大波を断つ弦楽…

IT

著者(監督):アンディ・ムスキエティ 【概要】 少年少女が暗黒地下帝国に殴り込みをかける。ホラーかと思ったら80'sティーン物要素もある。ゾッとするというよりビックリ系かな。少し粗めのCGが白昼夢感を増幅させている。 【詳細】 <あらすじ> 怪しすぎ…

立原道造詩集

著者(監督):立原道造 編:杉浦明平 【概要】 風と花と雲と小鳥をうたった夭折詩人のセンチメンタル・ジャーニー。 仄かで繊細で優しくて、そして淋しくて。未刊や草稿が含まれるため似たようなものが多く、ちょっと飽きるかも。量が乏しくなりがちなのは…

ロシア的人間

著者(監督):井筒俊彦 【概要】 プーシキンからチェーホフまで、トルストイとドストヱフスキーを峰の絶頂とする19世紀のロシア文学史・思想史を著者一流の詩的文体で描き出す。光と闇、コスモスとカオスなどに着目しているあたりに、著者の言語哲学的視座…

催し物(美術館・博物館・その他で)

美術館・博物館・その他での催し物(期間限定)に関し記載。 (記憶/記録の残っているもののみ!) [17.12.30]おん祭と春日信仰の美術@奈良国立博物館 ⇒そもそもおん祭を知らなかったぞ。おまけのなら仏像館の、幼年釈迦金製キーホルダー、十二神将・未、…

自分を操る超集中力

著者:メンタリスト Daigo 【概要】 ウィルパワーなる概念を導入し、それを増大あるいは節約するためのテクニックを紹介する。集中モードと弛緩モードの切替リズムなど、こういったことを概念化したり意識してやるだけで大分違うのだろうな。 【詳細】 サイ…

メンタリング入門

B

著者(監督):渡辺三枝子 平田史昭 【概要】 メンター制度というと難しそうだが、師弟・徒弟関係の制度化にすぎない。 真摯さと人格の高さと、そして相性と(ミもフタもない!)。結局は、相手の話したことややったこと、好きなものや関心の在処…相手に興味…

生きる

著者(監督):黒澤明 【概要】 コミュ障気味の課長が、余命いくばくもないことを知り、豪遊し老いらくの恋にふけり、やがて公園建設に猛進する。回想シーンの多用が黒澤映画の静と影の部分を担っている。 【詳細】 前観たときは寝てしまったが、改めて観る…

マイレージ・マイライフ

著者(監督):ジェイソン・ライトマン 【概要】 空の上に生涯を浮かべていた中年が、新人のOJTしたり馘首したりフラれたり姪の結婚式に出たりして、家族や恋人のいる人々に思いを馳せる(本人はひとりのままだけど!)。 【詳細】 <あらすぎるあらすじ> …

マルサの女

著者(監督):伊丹十三 【概要】 モーレツ男社会でひとり闘うおかっぱそばかすおばさん。 手に汗握る修羅場や地味な潜入捜査を経てガサ入れに至るカタルシスははかりしれない。 【詳細】 <あらすぎるあらすじ> いきなりチューチューする足が悪いヤの人。 …

ジュラシック・ワールド

著者(監督):コリン・トレヴォロウ 【概要】 旧式レックス+ラプトル+海に棲むデカいヤツの連合軍とレックス君のラストバトルが良い。 【詳細】 限定付きとはいえ恐竜の存在が当たり前になった近未来。 恐竜パークからヤバい奴が脱走。翼竜もおまけに脱走…

カラマーゾフの兄弟

著者(監督):ドストエフスキー 訳:原卓也 【概要】 (上)キャラ紹介〜大審問官 3年の時を超え原マーゾフで再読中。ロシア的、カラマーゾフ的な人々が情動のままに動き、暴れ、喋る。尖ったキャラ造形や長尺セリフには作家性が、ゾシマの教えや大審問官な…

一生、同じ会社で働きますか?

著者(監督):山崎元 【概要】 転職12回を数える著者が転職論を語る。この本自体はあんまり面白くないが、頭のなかに「転職」という選択肢があるのとないのとでは大きく違うのだろうな。 そして何より、精神的に自立していることが重要なんだな。 【詳細】 …